Amazonで買い物をしたときに、Amazonギフト券を使おうとしたけれど「エラーメッセージが出てしまう」「なぜだか使えないけれど原因がわからない」と困ってしまった経験はありませんか。
この記事では、Amazonギフト券が使えない場合に考えらえられる原因と対処法を9つ、徹底的に解説していきます。
具体的には
・すでにアカウントに登録されている
・コードの入力ミス
・Amazonの中でも購入できない商品がある
・配送料を計算していない
・Amazonギフト券が使用済みものものである
・Amazonギフト券の有効期限が切れている
・偽物または不正なAmazonギフト券
・kindle利用者は要注意
・海外のAmazonギフト券は使えない
初めてAmazonギフト券を使う方や、使ってみたけれど使い方がわからないなどお困りの方は、是非最後まで読んで、Amazonで買い物を楽しんでください。
すでにアカウントに登録されている
Amazonギフト券を初めて使用する方に起こりやすいトラブルの1つに、アカウントの登録があります。
一度でもAmazonギフト券をアカウントに登録したら、そのアカウントのみで使用できます。
もし今使おうとしているアカウントでAmazonギフト券が使えない場合は、すでに別のアカウントで番号が登録されている可能性が考えられます。
では具体的にどのような対処をすればいいのでしょうか。
登録されたアカウントで使う
アカウントが複数ある場合、アカウント内に、Amazonギフト券がチャージされているところで買い物ができます。
まずは登録先を確認しましょう。
Amazonアカウントの『残高・利用履歴の確認』にアクセスするとギフト券の残高が確認できて、下にスクロールしていくとギフト券の利用履歴があるので、今お手持ちのギフト券がそこに登録されているのかを確認します。
支払い方法がAmazonギフト券になっていない
アカウントにギフト券が登録されていても、支払い方法の選択で「Amazonギフト券」になっていなければ使用できません。
支払い方法の選択時に「Amazonギフト券」の項目にチェックを入れるのを忘れないようにしましょう。
一度設定すれば、次の買い物でも同じ支払い方法が取られますが、何かの拍子で設定がズレている可能性もあるのでチェックしてみましょう。
また、「Amazonギフト券の残高を使用する」を選択して、もしも残高が足りなかった場合は、他の支払いで対応できます。
コードの入力ミス
Amazonギフト券を使えない最多の理由として、コードの入力の間違いが挙げられます。
・1(イチ)とl(エル)とi(アイ)
・uとv
・2とZ
・dとa
・6とb
・9とq
など、パッと見た感じで似ているものは間違えやすく、気づかずに何度入力をしても使用できないという状態になります。
裏面の銀のラベルを削りすぎて、文字まで削ってしまい、見づらくなることもあります。
文字が出てきたら、一字一字をしっかり確認して打ちましょう。
Amazonの中でも購入できない商品がある
Amazonギフト券がどれでもつかえるとは限りません。
実はAmazon内の商品でもギフト券が使えないものもあります。
それはいったいどのようなものなのか解説するので、もしAmazonギフト券が使えない場合、下記の商品に該当しないかチェックしてください。
Amazonギフト券には使えない
実はAmazonギフト券を購入する際にAmazonギフト券での支払いは適用されません。
もし配送タイプのグリーティングカードを購入しようとして、カードタイプのギフト券を使いたくても、出来ないのです。
商品を複数購入しようとする中に、ギフト券がある場合も不可です。
また、有効期限間近になり、期限を延長したいために、古いギフト券を使って新たなギフト券を購入することもできません。
有効期限になる前に早めに使い切ってしまうのが得策です。
Amazon年会費用には使えない
Amazonには、Amazonプライム会員・Student会員・ファミリー会員があり、それぞれ年会費が発生しています。
これらの年会費をAmazonギフト券で支払うことは不可能です。
プライム会員は、セール特待やビデオ視聴など、魅力的な特典が人気を博していますが、3900円の年会費はクレジットカードのみの支払い方法となります。
出品者がギフト券決済を認めていない
出品者がAmazonギフト券を支払い方法として設定していない場合もギフト券が使えません。
Amazonマーケットプレイスを呼ばれる、Amazon以外の出品者による販売では、ギフト券の使用ができないことが多く見受けられます。
さらに企業や店舗が出品している商品にはギフト券が使えても、個人で出品している商品は使えない場合もよくあります。
お気に入りの商品をギフト券で購入したい場合、支払い方法の欄にAmazonギフト券の表記があるかを確認しましょう。
配送料を計算していない
Amazonギフト券の残高以内の価格のモノを購入したはずなのに、なぜかギフト券が使えない…。
そんな方は配送料をチェックしてみてください。
残高が配送料を含めた額を満たしていることが条件になるので、もし配送料分が足らなかった場合は以下のことを参考に対処してください。
・残高を追加する
・ギフト券と併用して、商品の不足額を現金やクレジットカードで払う
ちなみにAmazonは2000円以上購入すると送料はかかりません。
Amazonギフト券が使用済みものものである
Amazonギフト券が既に使用済みであった場合も使用できません。
ギフト券を使おうとしたときに「別のアカウントに登録されています」と表示されることがあります。
他の自分のアカウントに登録した覚えがない場合、詐欺の可能性を考えて、すぐにAmazonカスタマーサービスセンターに連絡した方がいいです。
Amazonで対応・解決できない場合は、警察や消費者センターへの相談を促されるようです。
被害に遭わないためにも、ギフト券を購入するときには、メジャーな企業のサイトを選ぶようにして、安価でマイナーなサイトでの購入はなるべく避けたほうがいいですね。
Amazonギフト券の有効期限が切れている
Amazonギフト券の残高があったはずなのに、なくなっている!なんてことがあるかもしれません。
そのようなときはギフト券の有効期限が切れていないかチェックしてみましょう。
もし有効期限が切れていたとしたら、それはもう使用できません。
せっかく残高が残っているのに、期限が切れていたらショックですので、必ず有効期限前に使い切るように、こまめに確認をしておく必要があります。
ギフト券ページ上部にある「残高・利用履歴」をクリックすると、残高と一緒に「有効期限切れ間近のAmazonギフト券」が表示される仕組みになっています。
もし表示されていたら、切れる前に使い切ってしまいましょう。
Amazonギフト券の有効期限をチェック
Amazonギフト券の有効期限は、2017年4月24日から、どのタイプのものも発行日より10年です。
期限が長いので、すぐに消失する心配はありませんが、反対に、2017年4月23日以前に発行されたギフト券は有効期限が1年~3年ととても短いですので要注意です。
Amazonギフト券の有効期限の数え方も要注意
Amazonギフト券の有効期限は10年とお伝えしましたが、登録した日から数え始めている方は間違いです。
実は有効期限の数え始めは、ギフト券を購入した日からになります。
つまり、購入後10年で期限が切れるというわけですね。
よくあるケースは
・しばらくぶりにAmazonギフト券を登録しているアカウントに入ってみたら、残高がなくなっていた
・友達からプレゼントでもらったAmazonギフト券が引き出しから見つかったけれど既に期限が切れていた
などありますが、こういった場合は諦めるしかありません。
1年間だけ延長してくれる!?
実は、Amazonギフト券の有効期限が切れてしまったら2度と使えないというわけではないのです。
1回限りであれば1年間だけ期限を延ばしてくれる有難いサービスがあります。
どうしても使い道がないという方は、カスタマーサポートセンターに連絡して延長してもらうのも一つの方法ですね。
偽物または不正なAmazonギフト券
Amazonギフト券をAmazon内の買い物で使用する本来の目的とは異なり、現金化の目的でギフト券を購入することは違法に近いとされています。
詐欺をする人は、Amazonサイドにばれないように緻密な工夫をしていますが、違法行為がバレた場合は、詐欺をした業者もそれに加担した側もペナルティが課せられてしまいます。
・Amazon強制退会、利用停止
・クレジットカートのアカウント停止
そして詐欺をして取得したAmazonギフト券は、Amazonサイドが遠隔操作で使用不可にします。
偽物や悪質なギフト券はたとえ登録されていたとしても白紙になり抹消されます。
ネットオークションやギフト券の売買サイトは、正規のルートのギフト券だけでなく、悪質な人が詐欺を働いて入手したものも紛れ込んでいる可能性があります。
もし自分が詐欺していないのに、オークションや安価サイトで購入したギフト券にロックがかかってしまった場合でも、Amazonサイドは一切責任を負いませんので注意してください。
しかし、正規ルートで購入したものはカスタマーサービスセンターに問い合わせればなんらかの対応をしてくれるので安心してください。
ヤフーオークション内のトラブル事例
日本最大ネットオークションサイト「ヤフオク」では、Amazonギフト券が定価より安く売りに出されていることがあります。
購入してからAmazonギフト券にロックがかかっていることがわかり、出品者と連絡を取ろうとしても、思うような対応をしてくれないことも度々あります。
悪質な出品者では、残高のない状態で販売し、購入者から問い合わせがきても対応せず、しまいにはネット上からお店ごと行方をくらます、なんてことも起こっているのです。
顔や居場所がわからないネットの世界の恐さがにじみ出ている事例ですね。
このような場合でもAmazonサイドは取り合ってくれませんので、信頼できるところから購入するか、ネットオークションを利用する際には十分に注意しましょう。
個人間のギフト券仲介売買サイトは安全?
個人間によるAmazonギフト券売買の仲介サイトもあります。
出品者(個人)と購入者(個人)をマッチングさせる仲介業のサイトです。
このサイトによって、双方のプライバシーが守られて、もしトラブルになった場合も仲介サイトが対応してくれる役割も持ちます。
・amaten
・アマオク
・giftissue
・ギフトレ
などのサイトがメジャーです。
Amatenの場合、購入したギフト券にロックがかかっているなどの問題があるときは、30分以内は代金の支払いの取りやめが可能です。
他のサイトも同様、定価より安く販売されているためお得に購入できますが、保証期間が過ぎたギフト券の保証対応は一切ないので、悪徳出品者に引っかからないためにも、利用するときには注意してください。
kindle利用者は要注意
Amazonが販売しているタブレット型電子書籍リーダーの「kindle」は、とにかく安価なタブレット書籍として大人気です。
10万円が当たり前なタブレットが、なんと8980円(プライム会員は約半額)で購入できます。
Amazon内ではkindleストアもあり、電子書籍は10円などから安く販売されているのです。
そんなkindleですが、支払い方法に特徴があります。
ここではAmazonギフト券を使って支払うための、kindleの限られた支払い方法を解説していきます。
1-clickを使いつつAmazonギフト券で支払う方法
Kindleの支払いは「1-click」と呼ばれる、事前登録されたクレジットカードから自動で引き落とされる支払い方法です。
自動なので、支払い方法の選択は出来ません。
当然ギフト券も使えないと思うでしょう。
ここでは1-clickを指定する前に、アカウントにギフト券を登録しておくと、先に自動的にギフト券支払いが適用されます。
1-click支払いで注意すること
1-clickを押したらもうそこで支払い完了となります。キャンセルは次のページでしか受付してくれないので気を付けてください。
また、kindle購入の際、必ず、先にギフト券が適用されてしまうため、ギフト券を使用せずに貯めておくことができません。
Kindleは本が好きな人にとって非常に有益なものです。
コンテンツの購入の際のギフト券適用だけは気を付けて楽しんでください。
海外のAmazonギフト券は使えない
Amazonの会社は、国々によってそれぞれサイトが独立しています。
アメリカはアメリカのサイト、日本は日本のサイト、というように別物扱いなので、Amazonギフト券もその国のサイト内でしか適用されないのです。
旅行やなどで海外に行った際に購入したギフト券を日本で使用したくても不可能ですので、自分で使う際も、誰かにプレゼントする際も、じゅうぶんに注意してください。